《海賊むすびの心得》
三角、三種、三方よし
- 山型(神の形)にむすぶ“三角”
- 縁起の良い「三」つの具材“三種”
- 作り手、食べ手、地域も幸せに“三方よし”
瀬戸内海の潮流を支配した村上海賊
戦国時代、瀬戸内海の潮流を支配し、宣教師ルイス・フロイスに「日本最大の海賊」と称された「村上海賊」。船舶を襲い金品を略奪する、いわゆる「海賊(パイレーツ)」とは異なり、村上海賊は、祖先より受け継いだ海を守り、共に生きる、「海で暮らす民」でもありました。
流通網を構築し、海運産業の発展に貢献
激しい潮流を読み、要衝に海城を置くことで、海の秩序を構築した村上海賊は、高級な陶磁器などの流通に携わる商人、香や茶、連歌をたしなむ文化人としても優れていました。彼らが形作った海上基盤が、近世における「北前船」寄港や西廻り航路などの海運産業へとつながり、その歴史が現代に引き継がれ、しまなみ・ゆめしま海道エリアは、日本の造船業をリードする地域へ発展していきました。
村上海賊が食べたむすびをイメージした「海賊むすび」
「海賊むすび」は、村上海賊が海上で食したであろう「むすび」をイメージし、誕生しました。瀬戸内の島々と海が織りなす美しい風景とともに、動乱の時代を駆け抜けた「海賊」に思いをはせながら、海運(開運)パワーが詰まった「海賊むすび」をぜひご賞味ください。
◎日本最大の海賊「村上海賊」の本拠地があった芸予諸島の文化財は、2016年4月25日に文化庁から日本遺産に認定されました。
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