しまなみ体験記
尾道発着!冒険気分で最高の一人旅を1泊2日のサイクリング旅へ【2日目】
日本総鎮守とも称される「大山祇神社」を早朝参拝
🚲大山祇神社(大三島/今治市)🚲上浦レンタサイクル(大三島/今治市)🚲MINATOYA(尾道市/瀬戸田)🚶ひ、ふ、み(尾道市/瀬戸田)🚲yubune(尾道市/瀬戸田)🚲瀬戸田港🛳️尾道駅前港🚲尾道ええもんや(尾道市)🚲尾道港レンタサイクル(尾道市)
チェックアウト前に「大山祇神社」へ早朝散歩。自転車なら約5分ですが歩いても約10分。島の朝をのんびり散策しながら足を伸ばしてみるのもいいかも。2日目は県内外から注目されている瀬戸田のトレンドスポットをまわって尾道へ帰ります。
※この記事は2024年11月時点での情報です。最新の情報は各施設にお問い合わせください。
古くは「御島」と記され、神の島とされていた大三島。日本全国にある大山積神を祀る神社の総本社でもある「大山祇神社」はそんな島の中央、西側に鎮座しています。四国最強のパワースポットとも言われる大山祇神社は、大三島を訪れたなら足を運んでおきたい場所です。「せっかくだから、まだ観光客が少ない早朝に行ってみよう!」
境内の静けさと相まって厳かな雰囲気があたりを包みます。瀬戸内海の要所に位置することもあり、古来より海の神・山の神・戦いの神として崇敬され、多くの武将たちが訪れたそうです。
本殿正面にある御神木(クスノキ)は樹齢2600年あまり。この御神木を息を止めて3周まわると願いが叶うという言い伝えもあります。
本殿や拝殿は国指定重要文化財にもなっているほか、併設する宝物館には全国の国宝・重要文化財の武具の多くが保存展示されているそうです。
「今日1日、サイクリング旅を安全に終えることができますように」と祈願して出発します!
名称:大山祇神社
住所:愛媛県今治市大三島町宮浦3327
参拝可能時間:日の出頃~17:00
定休日:なし
問:0897-82-0032
大山祇神社公式サイトはこちら
バッテリーを交換して瀬戸田へいざ出発!
大三島から瀬戸田へ向かう途中、道の駅 多々羅しまなみ公園内の「上浦レンタサイクル」で電動アシスト自転車のバッテリーを交換します。
受付で「バッテリーの交換をお願いします」と伝えると、フル充電されたバッテリーに交換してくれます。バッテリーの交換は「瀬戸田観光案内所」と「瀬戸田サンセットビーチ」(いずれも尾道市瀬戸田町)のサイクルターミナルでも可能。旅のプランと共に交換場所も計画しておくと電池切れの心配がいりません。
名称:上浦レンタサイクル
住所:愛媛県今治市上浦町井口9180-2
営業時間:9:00~17:00
定休日:無休
問:0848-22-3911(しまなみレンタサイクル)
しまなみレンタサイクルの予約はこちら
瀬戸田町の注目スポットSOIL Setodaの「MINATOYA」でランチ
しおまち商店街の西端に位置する「SOIL Setoda(ソイル 瀬戸田)」に到着。
宿泊施設とカフェ・レストラン、それらをつなぐラウンジスペース。瀬戸田を訪れたあらゆる人が利用できる場所。この日は1階の「MINATOYA」でランチをいただきました。
MINATOYA オリジナルバターチキンカレー(1300円)。ランチはこちらのカレーと檸檬焼売定食(1200円)の2種類があります。
外はパリパリ中はジューシーなチキンに甘めのカレーがよく合います。チキンは尾道市のお隣、三原市の神明鶏を使用。地元だけでなく、近隣の瀬戸内食材を味わえるのも魅力のひとつ。
SOIL Setodaは、尾道へ向かう瀬戸田港のすぐ目の前。フェリーを待つ間のカフェタイムとしてもピッタリのスポットです。
キリッとした酸味が人気のレモンソーダ(600円)もおいしい! ほかにもデザートメニューや、隣の蔵にある「Overview Coffee Setoda Roastery」で焙煎したコーヒーが楽しめます。
名称:MINATOYA
住所:広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田254-2 SOIL Setoda 1F
営業時間:7:30~21:30
※モーニング7:30~10:30、カフェ10:30~12:00、ランチ12:00~14:00、カフェ14:00~15:30、ディナー17:30~21:30(LO20:00)
定休日:水曜
問:0845-25-6511
公式サイトはこちら
食がコンセプトの「ひ、ふ、み」で素敵なもの探し
MINATOYAの隣に2023年にオープンしたのが、手作りのお弁当とお惣菜、そして食に関するアイテムを扱うセレクトショップ「ひ、ふ、み」です。
見た目も楽しい、浜子せんべい(250円)
忍者パンチ(1620円)は瀬戸田産の刺激系調味料。スパイス好きの友人へのお土産にも。
お弁当や惣菜も販売中。瀬戸田に魅せられ東京から移住したシェフが作る、しまなみの野菜を中心としたカラダに優しいメニューが自慢。惣菜盛合わせ(700円~)
日替わり弁当(850円)や海苔弁当(800円)など彩り豊かなお弁当が並んでいました。テイクアウトしてサイクリング途中に好きなロケーションで食べるのも良いですね!
思わず誰かにプレゼントしたくなるキュートなフォルムのレモンの箸置き。
瀬戸田の柑橘100%ジュースも販売。
「毎日忙しくて〝楽しく食べる〟ことを考えられなかったけど、ステキなアイテムに囲まれて自分の暮らしを振り返るきっかけになりました」
MINATOYAで使用している器も販売。こちらは「向島東製陶所」のカップ。実際に使ってみたものを購入できるのも嬉しいですね。
ゆっくりとした時間が流れるしおまち商店街。自転車を停めてのんびり歩いてみるとまた違った発見があるかもしれません。
名称:ひ、ふ、み
住所:広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田259-2
営業時間:10:00~19:00(弁当・惣菜販売は11:00~)
定休日:弁当・惣菜のみ月・木曜
問:0845-25-6111
Instagramはこちら
しおまち商店街の銭湯「yubune」でリフレッシュ
帰路につく前にちょっと寄り道して、しおまち商店街にある銭湯「yubune」へ。世界的なホテリエ、エイドリアン・ゼッカ氏が手がけた旅館「Azumi Setoda」の別棟として、世界中から観光客が訪れる場所です。
日帰り入浴ができる時間を記した看板が軒先に出ています。
入口には地元の作家さんの「塩壺」のほか、お土産やAzumi Setodaの客室アメニティーの販売も。
内湯(ジャグジーあり)、サウナ、水風呂を完備。扉を開けると目に飛び込んでくる圧巻のモザイク壁画。美術家のミヤケマイ氏が描いた瀬戸内海に浮かぶ島々と豊かな海で暮らす生き物を、大理石のモザイクで表現。
1日おきに入れ替わる男湯と女湯。もうひとつの浴室には同じ島の夜の情景を描いた壁画を楽しむことができます。
名称:yubune
電話:0845-23-7917
住所:尾道市瀬戸田町瀬戸田269
日帰り入浴:10:00~20:00(最終入場19:30)※火曜のみ17:00~
定休日:なし
料金:大人900円(土日祝1200円)、こども450円(土日祝600円)※GW、8月、年末年始は特別料金設定あり
yubune公式サイトはこちら
帰りは瀬戸田港からフェリーで尾道へ
フェリーも利用しながらサイクリング旅を楽しめるのが、しまなみ海道の良いところ。疲れる前に、あるいは疲れたらフェリーも積極的に活用して移動しましょう。瀬戸田港から尾道へ。心地よい海風を感じながら、ゆっくりフェリーの中で休憩を。旅の途中で撮影した写真たちを見返す時間としてもぴったり。
生口島の玄関口、瀬戸田港。しまなみサイクルオアシスとしての機能もあるのでサイクリストの休息スポットにもなっています。
■料金:片道/大人 1300円+電動アシスト自転車600円
瀬戸田港(生口島)↔︎尾道駅前港
時刻表はこちら
尾道らしいお土産を探すなら「尾道ええもんや」!
尾道駅前に到着したら、そのまま少し自転車を走らせて尾道本通り商店街にある「尾道ええもんや」へ。
「はじめてのサイクリングひとり旅の締めくくり! 思い出になるものを買いたいな♡」
約500種類の尾道土産が並ぶ店内。定番の老舗銘菓からクスッと笑えるキュートな雑貨まで、渡す人の顔を思い浮かべながら選ぶことができます。
レモンやはっさくなど尾道の特産品でもある柑橘系のお土産が人気のよう。
「レモンコーナーの充実ぶりにびっくり! サブレ、ケーキ、クッキー…たくさんあってどれにするか迷います~」とにかく商品数が多いので、時間に余裕を持ってお土産選びに挑むことをおすすめします(笑)。
尾道の風景が描かれた尾道限定デザイン缶のレモンドロップ(390円)。
ブルーラインを彷彿させる鮮やかなブルーの縦型ポーチは工房尾道帆布のもの。全9色展開(各2530円)
しまなみサイクリングモチーフの刺繍がカワイイ♡
ご当地グッズとして再注目のステッカー&缶バッジを発見。「ネコと自転車のイラストがたまりません♡ステッカーを集めてる友人へはこれに決定!」
その土地でしか買えないグッズに出会えるのもお土産探しの醍醐味!
レモン、青レモン、みかんをかぶる猫のイラストがキュート。
名称:尾道ええもんや
住所:広島県尾道市十四日元町4-2
営業時間:10:00~18:00
定休日:不定休
問:0848-20-8081
尾道ええもんやの公式サイトはこちら
ゴールは尾道港レンタサイクルターミナル
お土産探しに没頭していたらあっという間に日没時間。出発場所と同じ「尾道港レンタサイクルターミナル」で自転車を返却します。
「おかえり~!こっちだよ」と声をかけてくれるスタッフさん。3~11月は19:00まで、12~2月は18:00までの営業なので、返却時間を間違えないようにご注意を。1泊2日のひとり旅でこころの充電も完了!「出発前はちょっぴり大三島までの距離に不安があったけど、行く先々で出会う美しい景色とみなさんの優しさが不安な気持ちを温めてくれました。自由気ままなひとり旅、ハマっちゃいそう! そんな風に思える充実した2日間になりました」
名称: 尾道港レンタサイクルターミナル
住所:尾道市東御所町地先(駅前港湾駐車場)
問:0848-22-3911(しまなみジャパン尾道事務所)
営業時間:[3~11月]7:00~19:00、[12~2月]8:00~18:00
定休日:無休
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