しまなみ体験記

上島町でグルメなひととき。レモンポークに新鮮な魚介。優雅で豪華な1泊2日。

1日目[岩城~弓削]:ブルーレモンファーム(レモン狩り体験)⇒しましま農園(野菜収穫体験)⇒民宿よし正(泊)/2日目[弓削]:塩工房・弓削の荘(塩作り体験)⇒食堂まるふ農園(ランチ&カフェ)

色鮮やかなレモンが鈴生り!

まず初めに訪れたのが岩城島の観光農園ブルーレモンファーム。こちらではハウス栽培の色鮮やかなレモン狩りが楽しめます。収穫したレモンをその場でパクリ!農園の古川さん曰く「プリッとしたのが食べごろで美味しい」のだとか。その場で食べられる数を収穫できるこちらの体験。島ならではです。

レモン狩りの次はバーベキュー!

こちらの農園でレモン狩りとセットで行っているのが「レモンポークバーベキュー」。島で育った自慢のレモンポークをバーベキューでいただきます。お肉そのものが爽やかな味わいのため、タレなどにつけなくても十分美味しいんです! 七輪を使ってお肉をしっかり焼いていきます。青空のもとでワイワイ楽しめるのも魅力の一つ。

レモンポークのジューシーさにびっくり

肉厚なお肉は脂が滴るほど! そんなお肉に先ほどのレモンを絞ってさっぱりと。肉のジューシーさと酸味が合わさって大満足。豚肉のイメージが変わると思います!食べ応え抜群でお腹もいっぱいです。

施設名 ブルーレモンファーム
住所 愛媛県越智郡上島町岩城3111
電話番号 0897-74-0756
営業時間 11:00~14:00
定休日 不定休
定員 30名
料金 4000円
参加方法 電話にて要予約(5日前まで)

珍しい野菜の数々を観察!

続いて訪れたのはしましま農園。約1年半前からここで農園を始めたという原田さん。広い畑には常時たくさんの野菜が植えてあります。まずは農園内の珍しい野菜を農園の原田さんが丁寧に説明してくれます。こちらの農園では完全無農薬で、自然にかなり近い状態で野菜を育てています。この日はにんにくの説明をしていただきました。5月から6月に新にんにくとして旬を迎えるそうです。

珍しい野菜を収穫体験

農園内を案内してもらった後は野菜の収穫! この日は「みさきキャベツ」というキャベツを収穫。このキャベツ、今回初めて見たのですがなんと、三角形をしているんです! 普段はあまり市場には出回らない珍しい品種のキャベツなんだとか。こちらの農園では、このような日ごろお店にはなかなか並ばない珍しい野菜がたくさん植えてあります。季節ごとの旬の野菜を収穫できる、貴重な体験です。

お土産もいただけます

先ほど収穫したキャベツはお土産として持って帰れます! 帰ってから食べるのが楽しみです!

新鮮な魚介を存分に味わえる

さて、本日のお宿は「民宿よし正」。こちらでは豪華な島の魚介を使った刺し盛を堪能。この日の魚は、タイ、メバル、アコウ、サザエ、ウニ、タコと超豪華!何といっても高級魚・アコウが一押しです。普段なかなか食べることのできない地魚を堪能。これはお酒もすすみそうです。魚は季節によって変わるので、その時の四季折々の魚を楽しむことができます。どの魚も本当に新鮮で脂が乗っていて、ウニはとっても濃厚! 島グルメ、堪能です。

各種アクティビティも楽しもう

こちらの民宿では、オーナー所有の船でのアクティビティも楽しめます。遊漁船で船釣りを楽しんだり、近くにある無人島に行きキャンプ場でバーベキューをしたりと様々。瀬戸内の穏やかな海を存分に感じることができるのも魅力の1つです。

部屋からは見事な瀬戸内の海が!

本日の宿泊は、こちらの民宿1番のお部屋「あこう」。窓からは岩城島のきれいな海を見渡すことができます。まさにオーシャンビュー!景色を見ているだけでも日常を忘れ、癒されること間違いなしです。その他、様々なプランがあるため、HPもチェックしてみてください。

店名 民宿よし正
住所 愛媛県越智郡上島町岩城1540
電話番号 0897-75-2267
定休日 不定休
HP  http://www.yoshimasa.jp/
料金 1泊2食付9500円~
利用条件 電話またはHPから要予約

伝統の藻塩作りについて勉強

2日目は弓削島へと移動。まず最初に訪れたのは、塩工房「弓削の荘」です。弓削島では古来より製塩が盛んだったことから、こちらでは当時のやり方で海水を繰り返し煮詰めて塩を作っています。島での製塩の歴史や、塩の作り方なども詳しく教えてもらい、日ごろから身近な塩について深く考える良いきっかけになりました。海水を煮詰め始めてから塩ができるまでに2週間ほどかかるので、塩が結晶化するところが見られるのも2週間に1度。見ることができた人は超ラッキーです!

まずは土器作りから

塩の歴史について学んだあとは、実際に作ってみよう!ということで藻塩作り体験です。まずは塩を入れる土器を作るところから始めます。粘土で形を整えていくのですが、これが結構難しい…。土器はこの後乾燥させて後日焼くため、塩づくりには前の方が作ってくれたものを使わせてもらいます。これもまた、島の中での、『縁』ですね。
因みに中世のころから東寺とは「縁を永遠に(えにしをとわに)」繋がり続けています。

さあ塩を作ろう!

さて、ここからはいよいよ藻塩作りへ! あらかじめ煮詰めてあった藻塩海水を土器にいれて炭火にかけます。この町で発掘された土器に藻塩が付いていたことから、過去にもこの方法で塩作りが行われていたことが判明し、その歴史をこちらで受け継いでいます。一度に作れる塩の量は少ないですが、それだけの伝統と価値のある貴重な塩なんですね。現在は白塩、紅塩、あまも塩、ひじき塩、こぶみかん塩の5種類を製塩・販売。うちわであおいで火を調整するうちに、次第に塩ができてきます。そして見事完成! 完成した塩は器ごと持って帰れます。

店名 塩工房「弓削の荘」
住所 愛媛県越智郡上島町弓削明神53番地
電話番号 0897‐72‐9200
営業時間 9:00~17:00
定休日 年中無休
HP  https://www.shimano-kaisha.co.jp/yugeshio
定員 目安10人(要相談)
料金 1000円
参加条件 1週間前までに電話かHPで要予約

野菜を味わう自然派カフェでのんびりランチ。

本日のランチは食堂まるふ農園。山道を一本奥に入ると見えてくるこちらのお店。クローバーの野原がお出迎えです。子供たちが走り回れる空間を作りたかったという店主の思いが込められています。四葉のクローバーが見つかったらラッキー!

野菜充実の健康メニュー

「まるふのお野菜ランチ(1000円)」は主菜、小鉢2品、漬物、ご飯、汁物のセット。この日の主菜は豆乳のシチューでした。にんじんなどの野菜がゴロゴロと大きくたっぷり入っています。そして小鉢は山東菜のおひたし、島で採れたひじきとヤーコンのサラダ。漬物は愛媛の伝統野菜「緋かぶ」の甘酢漬けと滋賀の伝統野菜「日野菜」のさくら漬。ご覧のとおり本当に野菜がたくさん! 「このランチだけで何品目の野菜が摂れるんだろう」と感心してしまうほど健康的なランチです。主菜は季節ごとに変わり、春はハーブのコロッケ、夏は夏野菜の揚げ出しの予定だとか。使われている野菜は自家製なのもポイントです。

カフェとしても利用可

店内はウッドテイストの落ち着いた空間。ランチ終了後はカフェメニューもあります。動物性の食品を一切使わないというのもこだわりです。カウンター席もあるため、時間帯によってはお店の方に野菜の育て方や、元々Iターンでこの島へ来たという店主に島への移住などについて話を聞くこともできます。ドライブなどでのんびりと訪れたいお店ですね。座席数が少ないため、電話してからの来店がおすすめ!

店名 食堂まるふ農園
住所 愛媛県越智郡上島町弓削下弓削518
電話番号 050-7128-8807
営業時間 11:00~17:00・LO16:30(ランチメニューは11:30~13:30)
定休日 火曜~金曜
HP http://marufu-farm.wixsite.com/syokudo

※各店舗の商品値段や価格は、2018年3月の取材時のものです。

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