しまなみ体験記

電動自転車でス~イスイ♪ これがワタシの〝しまなみ海道チル旅〟【1日目】

電動自転車でス~イスイ♪ これがワタシの〝しまなみ海道チル旅〟

🚗尾道商店街(LORO)🚵尾道港⛴福田港(百島)🚵SUP体験(Rakulio)🚵福田港(MOMO HOUSE)⛴歌港(向島)🚵向島町兼吉(観音山フルーツパーラー)🚵おのみち渡し船(兼吉)⛴おのみち渡し船(土堂)🚵尾道商店街(LORO)🚗因島(HUB INN)(泊)

最近、チルしていますか? チルとは『まったり』や『のんびり』のような、心身ともにリラックスした状態のことを表す言葉。穏やかな海と島の景色が続くしまなみにもぴったりな言葉です。今回はしまなみ海道を舞台に、電動アシスト自転車で巡るチル旅をご紹介します。

※この記事は2022年12月の情報になります。最新の情報は各施設にお問い合せください。

チル旅なら断然、電動アシスト自転車をチョイス!

まずは自転車をレンタルするために、尾道商店街内にある「LORO CYCLEWORKS ONOMICHI」へ。タイヤ径の小さな自転車「ミニベロ」を取り扱う専門店で、ミニベロに付属するグッズなども充実。専門的な知識を持ったスタッフが常駐しているので購入する際も丁寧に相談に乗ってもらえます。「ミニベロ」は販売のほか、観光客向けにレンタルも行っています。

今回レンタルしたのはオートバイのパーツなどを手がける「DAYTONA」が開発した「Daytona DE01S」という軽量でスマートな見た目がウリの電動アシスト折り畳み自転車。10段変速機能付きで、サドルだけでなくハンドルバーの高さも調整可能。

「どこから撮ってもカワイイと人気の車種ですよ」とスタッフの塩原さん。ついでにおすすめのフォトスポットやルート情報もゲット♡

自転車の使い方も教わって、いざ出発! ヘルメットを無料で借りられるので出発前にスタッフへお声がけを。

■料金(1日)5,500円(当日17:30まで)
※1時間ごと880円、5時間3,850円、1泊2日9,900円、2泊以降(1泊につき)4,400円
名称:LORO CYCLEWORKS ONOMICHI(ローロサイクルワークス尾道)
住所:尾道市土堂1-2-12
電話:0848-24-0055
営業時間:9:00~18:00
定休日:水曜日
URL:https://www.loro.co.jp/shop/lcw-o.html

尾道港からフェリーで百島へ。

百島は橋がかかっていない島なので尾道駅前「尾道ウォーターフロントビル」の裏手にある「尾道港」桟橋からフェリーか高速船で百島へ向かいます。自転車も乗船OKなので券売機でチケット購入を。フェリーだと尾道港から約50分、高速船だと最短25分で到着します。どちらも本数が限られているので事前に時刻表をチェックしてから旅行プランを計画しましょう。

券売機で乗船チケット(自転車分も忘れずに!)を買って待っていると現れたのは、アートなペイントのフェリー「百風」。思わず写真を撮りたくなるかっこよさです!

のんびり船旅を楽しみながら目指すは百島! 行ってきま~す♡

風光明媚な尾道水道をゆっくりと進み、尾道大橋をくぐり抜けて穏やかな瀬戸内海を満喫。数秒ごとに変わる素敵な景色にワクワクが止まりません。

■運賃
尾道港~福田港(百島)
おとな1名・片道780円、自転車1台・片道140円

瀬戸内に浮かぶ小さな島、百島でSUPに挑戦

アートとマリンアクティビティが充実している百島は、周囲約12kmの小さな島で山と海の美しさがぎゅっと詰まった島です。コンパクトな島なので目的を持たずにのんびりポタリングもおすすめ。フェリーを降りたらSUP体験ができる「Rakuoli」へ。SUP会場までは送迎サービスが付いているので自転車は鍵をかけて港の駐輪場へ置いて出発!

SUPスポットに到着したら、まずは事前にレンタル予約したウェットスーツに着替えます。夏は水着でもOKですが、秋から冬にかけてのSUPは防寒対策にもなるのでウェットスーツがおすすめです。念入りに準備運動をしてからいよいよSUPスタート!

最初にボードの乗り方やパドルの使い方などを砂浜で練習。初チャレンジの人もちゃんとボードに立って自由自在に進めるように、インストラクターが丁寧に教えてくれます。

砂浜で一通り動きを覚えたら、いざ海へ! この日は快晴ですが少々波がありました…

「わーお!立てたー!やったー!」と大はしゃぎ! 風があって瀬戸内海では珍しく少し波がありましたが、ふたりとも無事に立てました!

コツがわかってきて楽しさ倍増! インストラクターと一緒にどんどん沖へ向かいます。のんびりSUPしながら海の上から眺める景色はほかでは味わえない体験ですね。

「海の上の散歩、最高です! このまま違う島まで行ってみたい」と余裕のほほえみ!パドルの使い方が分かりだすと進みたい方向へ進めるようになります。

「気持ちよかったね~!」と、ふたりとも最高のチル体験に大満足!

■体験料金
5,500円(約2時間)※ガイド・講習料、用具一式、施設使用料、保険料含む
ウェットスーツレンタル 1着1,000円
名称:Rakuoli(ラクオリ)
住所:尾道市百島町2625
電話:050-3557-9371
体験時間:9:00~15:30の間で約2時間程度
体験可能日:土曜・日曜・祝日(平日は応相談)
URL:https://www.rakuoli.com

本場仕込みのふわとろたこ焼き

フェリーが発着する福田港の目の前にたこ焼き屋さんを発見。こちらは関西出身の店主・田中さんが営む島内で唯一のたこ焼き店。名物はたこ焼き、唐揚げ、MOMOバーガー。来店せずとも電話やネットから注文が入れば「momo eats」と称して配達も行うフレキシブルな店です。店横のテラス席でフェリーがくるまでの待ち時間に美味しいたこ焼きをいただきましょう!

広々としたテラス席でアツアツのたこ焼きを!

プライベートで百島に遊びにきたことがきっかけで2020年6月に「田中屋」をオープン。ふわとろな本場のたこ焼きが楽しめます。

ふわとろ大たこ焼き(6個・380円)。かつおぶし、あおのり、マヨネーズがたっぷり!同店の1番人気。

注文が入ってから揚げてくれる鶏のから揚げ(中・580円)。カリッじゅわ~で食べ応えあります。

牛すじ丼(並盛・670円)。トロトロになるまで煮込んだ牛すじの旨味がギュッと濃縮された一皿。ガッツリ食べたい人にはこちらがおすすめ!

持ち上げると落っこちそうなほどふわふわ♡ 食べるととろ~り口のなかでほどけて、まさにふわとろです。

名称:田中屋
住所:尾道市百島町183-1
電話:080-4554-8181
受付時間:10:00~20:00
定休日:火曜・不定休
URL:https://www.facebook.com/momoeatsproject/

向島で出会った絶品フルーツパフェに舌鼓

百島からフェリーで約30分。2つ先の港「歌港」で降りて向島へ。3.8kmのサイクリングを楽しみながら向かったのは「尾道観音山フルーツパーラー」。地元産の新鮮なフルーツを使用したボリューム満点で見た目もかわいいパフェが楽しめます。サイダーやパフェに使うみかんは農薬不使用、酵素堆肥栽培でSDGsなもの。話題のフルーツパーラーでひとやすみ!

フルーツのようにカラフルなイスが並ぶキュートな店内

(左)早めに収穫したみかんをシロップ漬けにして使用した「しまなみ青みかんパフェ」(1,320円、なくなり次第終了)。(右)柿、りんご、キウイなど季節のフルーツをたっぷり盛り合わせた「季節のフルーツパフェ」(1,540円)。

「さっぱりしてて美味しい♡ 旬のくだものを一度にたくさん食べられるの嬉しいね!」

しまなみ青みかんサイダー(500円)は美味しいみかんを作るために欠かせない間引き作業によって、まだ青いうちに摘まれるみかんを使用。自転車旅のテイクアウトはもちろん、お土産にもぴったり!

名称:尾道観音山フルーツパーラー
住所:尾道市向島町兼吉551
電話:0848-88-9236
受付時間:11:00~17:00(LO16:30)
定休日:火曜・水曜(12~2月は火~木曜)
URL:https://www.shimanamifarm.co.jp

向島から自転車で尾道までライド

ミニベロタイプの電動アシスト自転車の魅力は、何と言ってもそのキュートなフォルム。景色がキレイな場所に行くと、思わず停めて写真を撮りたくなります。向島から尾道まではサイクリストお馴染みのコース!路面にあるブルーラインを頼りにどんどん進みます。尾道到着後「LORO CYCLEWORKS ONOMICHI」へ自転車を返却したら宿泊先の因島へ車で移動。どんなお宿か今から楽しみ!

因島の1日1組限定の宿「HUB INN」へ

因島出身の宿主・松本さんが営む、因島を楽しむための宿。その舞台は、かつて島の中心エリアで栄えていた「土生(はぶ)商店街」。商店街の空き店舗をリノベーションして2020年にオープン。リラックスして過ごせるように宿泊客は1日1組限定で案内。玄関には因島出身のアーティスト「ポルノグラフィティ」の楽曲にゆかりがある鮮やかなブルーのバイクがあります。

1Fはフロント兼コミュニティスペース。ここで宿泊の受付をします。人気ゆえ、予約がだいぶ先まで埋まっているので早めに計画を立てて予約を入れるのがおすすめです。

因島っ子である松本さんは「島のコンシェルジュ」のような存在。松本さんに尋ねれば宿から徒歩圏内にある飲食店、パン屋、おでん街などディープな因島の情報がゲットできます。この日は、おすすめしていただいたうちの一軒「ルリヲン」へ後ほど夜ご飯を食べに行くことに!

広々としたフロアには小さなキッチン、トイレ、お風呂を完備。好きな音楽を聴いたり、映画を観たり、本棚にある本を読んでのんびりしながら過ごすのもオススメ。

部屋に用意してある因島の美味しいもの。「岡野パン」の食パン、「新藤フルーツ」の八朔マーマレードは朝食や軽食にぴったり。

屋上にはテラスも。貸切だからリラックスして過ごせるのが嬉しい。

■料金:2名1泊15000円~ ※季節により変動あり
名称:HUB INN(ハブ イン)
住所:尾道市因島土生町1896-12
電話:090-9054-5928
URL:https://www.chillnn.com/1784529472d1a8/info

因島グルメを食べに行こう!

夜ごはんは「HUB INN」の松本さんに教えてもらった「しまなみカレー ルリヲン」へ。こちらの店は、しまなみの食材や旬素材を使ったスパイスたっぷりのカレーが美味しいと評判で観光客も度々訪れる人気店。宿と同じ土生商店街にあるので徒歩5分で行けちゃいます。

店主のルリさんが作るカレーは「辛くないスパイスカレー」。辛すぎるインドカレーが苦手だったルリさんが「辛くしなくてもスパイスの香りが楽しめる優しい味のインドカレーを作りたい」とインド人シェフからカレー作りを学び、さらに独学でスキルをつけた後、2016年に店舗をオープン。

カレー全部のっけ(1500円)。レギュラーカレー3種類(ムング豆のカレー、バターチキンカレー、キーマカレー)と月替りのカレー1種類が楽しめるスペシャルな一皿! この日は牡蠣入りの白いカレーでした!

手前から時計回りに、自家製タレに漬け込んでジューシーに焼き上げたタンドリーチキンステーキ(800円)、瀬戸内産の野菜をふんだんに使ったサラダ(500円)、わけぎのマサラ。

(左)因島で収穫したいちぢくシロップ入りの季節のラッシー(500円)、(右)自家製アイスマサラチャイ(500円)。チャイのカップは広島出身の陶芸家・吉野舜さん作。

「スパイスの香りがするのに辛くないのが不思議! おいしい~! 知らない街の商店街でご飯を食べるのってワクワクするね!」「ルリヲンさん、どのお料理もからだが喜ぶおいしさで自転車旅の疲れが吹き飛びました~ごちそうさまです!」

名称:しまなみカレールリヲン
住所:尾道市因島土生町1899-106
電話:050-5583-5146
営業時間:11:30~15:00、17:30~22:00
定休日:月曜・火曜・不定休
URL:https://rurryon.com

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