しまなみ体験記

地域の人々とつながる女子旅サイクリング2days【2日目】

  • 朝の島じかんを愉しむ、至福のひととき

    2日目は海の見える宿のお庭からスタート。背中に海風を感じながらキッチンで淹れたコーヒーをゆっくりと味わう。忙しい日常では、朝のコーヒーをゆっくり飲む時間さえもないことがしばしば。のんびり時間も旅の醍醐味ですね。

  • 🚲立石港(生名島/上島町)🛳土生港(因島/尾道市)🚌尾道市民センターむかいしま こころ(向島/尾道市)🚲ブション デュ リュバン(向島/尾道市)🚲季節のジャムと日々のおやつ[cosakuü コサクウ](向島/尾道市)🚲⛴尾道渡船兼吉渡し(向島→土堂/尾道市)🚲SUIGUN(尾道市)🚲SiCLE(シクル)(尾道市)🚲尾道駅前レンタサイクル(尾道市)

    ※この記事は2025年10月時点での情報です。最新の情報は各施設にお問い合わせください。

  • みょうじん(とその付近)では2匹の猫が暮らしています。

  • 人懐っこくて、しゃがむとスリスリ。

  • 自由気まま、の~んびりな姿に癒されます。

  • さて、今日はどんな1日になるかな? 海から届くパワーを充電したら、生名島の立石港まで自転車を走らせます。

  • 生名島の立石港務所ターミナルで自転車を返却

    上島町のレンタサイクルは、町内に限り借りたターミナル以外への乗り捨ても可能(1台につき1,100円が必要)。乗り捨て希望であることをスタッフへお伝えくださいね。

  • 自転車を押しながら港務所の中までどうぞ。切符売場内にいるスタッフさんが出てきてくれるので、返却の手続きを行います。返却は営業時間内のみですのでご注意くださいね。

    名称:立石港務所 上島町レンタサイクル生名ターミナル
    住所:愛媛県越智郡上島町生名2111-2
    電話:0897-76-2224
    営業時間:8:30~17:15

  • 因島までの最短ルートをフェリーで

    次の目的地は尾道市の向島。まずは因島までフェリーで移動します。

  • 因島の土生港(長崎桟橋)までの切符を自動券売機で購入。土生港(長崎桟橋)までは約5分で到着です。

    ■料金:片道大人70円、小人(6歳以上12歳未満)40円
    名称:立石港務所 生名フェリー
    住所:愛媛県越智郡上島町生名2111-2
    電話:0897-76-2224

  • 因島から向島まで今旅2度目のバス移動!

    土生港(長崎桟橋)から徒歩で約8分。尾道駅や広島バスセンター行きのバスも出発する「土生港前バス停」へ。向島レンタサイクルがある『尾道市民センターむかいしま こころ』までは路線バスで移動。まちの景色をキョロキョロと楽しめるバス移動もオススメです。

  • 待合所で路線案内図と時刻表を確認。「土生港前バス停」から「尾道学園前バス停」まで約30分乗車します。

  • およそ1時間に1本は運行しているので、時刻表を確認しながらスケジュールを組もう。

  • 尾道因島線 バス時刻表はこちら

  • 向島を散策するための自転車をレンタル

    『尾道市民センターむかいしま こころ』の敷地内にある「向島レンタサイクル」へ到着。

  • 向島のパンフレットをもらったので早速チェック。「向島をぐるっと一周するコースもあるんだね」。

  • ほかのサイクリングターミナルと同様、出発前にサドルの高さ調節と操作方法のレクチャーを受けます。

  • ■料金:クロスバイク 3,000円/1日
    名称:向島レンタサイクル
    住所:尾道市向島町5531-1(尾道市民センターむかいしま こころ内)
    問:0848-22-3911(しまなみレンタサイクル)
    営業時間:9:00~17:00

    予約はこちら

  • この秋で1周年を迎えたフレンドリーなフレンチ

    向島レンタサイクルからすぐの場所にある「ブション デュ リュバン」。なかた美術館(尾道市)のフレンチレストランで腕をふるったオーナーシェフが、地元に戻り2024年にオープンしたお店です。本格フレンチをリーズナブルにランチで味わえると人気のランチコース(2,350円~)を注文。メインはハンバーグ・ステーキ・本日の魚の3種類からチョイス。

  • 月替わりの前菜3種。写真は(上から時計まわり)ねぶとのエスカベッシュ、自家製ベーコンのキッシュ、豚肉のテリーヌ。

  • 粒感をほどよく残したなめらかな喉ごしとすっきりとした甘さが魅力。とうもろこしの冷製ポタージュ(単品の場合は500円)

  • 写真は特製ハンバーグを選んだランチコース(2,350円)。ハンバーグは、ビーフ100%の粗挽きミンチ。シェフが焼いた自家製パンとコーヒーor紅茶がセットに。

  • 本日の魚は、向島近海で獲れた鮮魚を使用。この日は鯛のポアレをいただくことができました。(ランチコース2,350円/単品1,600円)

  • ほか、2種類のステーキコース・国産黒毛和牛のグリルステーキ(コース3,350円/単品2,600円)、バベットステーキ(コース2,650円/単品1,800円)も人気だそうです。

  • 「食材は新鮮な地元のものを使いたくて、両親の畑や地元の産直市を日々まわっています」と笑顔が素敵なオーナー夫妻。本格的なフレンチをカジュアルな雰囲気のなかで楽しませてくれます。

  • 名称: Le Bouchon de Ruban(ブション デュ リュバン)
    住所:尾道市向島町5534-6
    電話:080-4557-7724
    営業時間:11:00~15:00(LO14:00)、18:00~21:30(LO20:30)
    定休日:火曜日、第2・4月曜日、木曜日のディナー
    Instagramはこちら

  • 季節のフルーツをギュッとジャムに

    ランチを堪能した後は、向島の「コサクウ」へ。ジャムの工房とショップ、カフェも併設してあるそうで、わくわくしながら自電車を漕ぎます。

  • 「あ、ここだね!」カワイイ看板が目印です。「コサクウ」とは、備後弁で「つくる」を意味する「こさえる」と、「たべる」という意味の「食う」を組み合わせたもの。

  • 店主さんがしっかり選んだ素材を使って、ひとつひとつ手仕事で仕上げた季節のジャムとおやつを作っています。

  • 向島のいちじくやしょうが、大崎上島の柑橘やブルーベリー、東広島のりんごなど、農家さんが大切に育てた素材が主役。

  • サイクリング途中のおやつにもぴったりな焼菓子たち。

  • 「ほうじ茶好きなあの子にはコレを、レモンといえばあの子だな」。商品を選んでいると、そんなふうに誰かの顔が浮かんでくるから不思議。

  • カフェスペースもあり、とっておきの手作りスイーツと自家焙煎コーヒーも楽しめます。夏場は自家製ジャムやシロップのかき氷も登場。

  • ずらりと並んだジャムとシロップ。ひとつひとつのカードに記された素材メモからも、店主の生産者さんへの想いが伝わります。

  • パッケージなどで使用しているコサクウのビジュアルイラストを手掛ける、尾道在住の美術作家・イラストレーター岡嶋晶子さんのポストカードも。

  • 店内にはずっとそばに置いておきたい、作家さんのステキな雑貨も販売。

  • 尾道の生姜農家「おのみち潮風生姜」の生姜を使用した自家製ジンジャーシロップは、炭酸/湯割り/水割りの中からお好きなテイストで。

  • オーナー夫妻。「昨日も大崎上島にある祖父母の畑でブルーベリーをたくさん摘んできましたよ」と素材の収穫も一緒に。

  • 岡嶋晶子さんが描いたジャムのパッケージは全3種類。ギフトとしても喜ばれています。

  • お土産にグラノーラも人気。ジャムと一緒に渡したいですね。

  • 名称:季節のジャムと日々のおやつ[cosakuü コサクウ]
    住所:尾道市向島町88-3
    電話:090-7126-8515
    営業曜日・時間:木曜日・金曜日・土曜日+αの11:00~17:00
    ホームページはこちら
    Instagramはこちら

  • 向島から尾道まで、尾道渡船でゆったり移動

    コサクウの目の前、尾道渡船のフェリー乗り場へ。ここは「兼吉渡し」ともよばれており、約4分で尾道へ到着。

  • 時刻表はなく、約10分間隔で運行しているので、到着した船に乗り込みます。

  • 乗り場の前で大林宣彦監督の新尾道三部作、映画「あした」のロケセットを発見。路線バスの待合所として利用されています。

  • 料金は船内で支払います。現金のみ対応。小銭を持っておくと便利です。

  • ■料金:1回/大人100円、小人50円、自転車1台につき+10円
    尾道渡船(兼吉渡し)
    向島(兼吉)→尾道(土堂)

  • 村上水軍も駆け抜けた?! 究極のアドベンチャー

    尾道で向かった先は荒神堂商店街の中にある「SUIGUN RIB TOURS」。尾道を拠点に、瀬戸内海をあらゆる視点で満喫するクルーズを企画・運営しています。

  • あらかじめwebサイトをチェックしてプランを選んで予約をおすすめしますが、空席があれば出航の15分前まで受付可能とのこと。いろいろなコースがあるので問い合わせてみてください。

  • 乗船名簿に必要事項を記入して、基本的な説明を受けます。出航前に飲み物の準備(夏場は必須)とトイレも忘れずに。

  • 手続きを済ませたら、歩いてボートがある「おのみち海の駅ビジターポート」へ。今回は1番人気の「尾道・向島アドベンチャークルーズ」コースをチョイス。

  • 救難艇としても採用されている「RIB」は、パワフルな機動力と安全性を兼ね揃えた究極のボート。「船はちょっと苦手…」という人も船酔いしにくいそうですよ。

  • まずはゆっくり尾道水道をクルージング。尾道大橋をくぐるときには「支柱と支柱との間が200mを超える日本初の斜張橋なんですよ」とガイド。ツアーガイドが一緒に乗船してエリアの魅力をたっぷり解説してくれるのも「SUIGUN RIB TOURS」の魅力!

  • 海に浮かぶ島々の紹介をしてもらいながら少し沖へ出ると、「ちょっとスピードあげますね~!」とキャプテン。

  • 体験したことのないスピード感とスリル満点のアクティビティも!内容は体験してからのお楽しみ♡

  • 「この半島、なにかに見えませんか?」

  • 見えた人にも、見えない人にも(見えない人は一生見えないとか?! 笑)きちんと図を用いて紹介してくれることにちょっぴり感動。

  • ツアーガイドのおかげで、瀬戸内エリアの歴史や産業、そして今についても詳しく知ることができました。

  • 絶景ロケーションのフォトスポットも多数! 背景に瀬戸内海の魅力がしっかりと映るよう、エリアを知り尽くしたガイドならではの案内が楽しく。

  • 「海側から参拝させてもらえるなんて! ご利益ありそうだね」。見たことのある景色でも、海上からという違う角度から見れるのもクルージングの魅力。

  • あっという間の1時間。笑っぱなしの1時間! 尾道・向島周辺をぐるっと1周して発着点に戻ります。途中、造船所で働く職人さんに手を振ってもらたりして、瀬戸内海のステキを満喫しました。

  • ■料金:大人(18歳以上)8,800円、学生(18歳以上)4,400円、17歳以下(身
    長100cm以上体重15kg以上より乗船可能)3,300円
    名称: SUIGUN RIB TOURS 尾道・向島アドベンチャークルーズ
    住所:尾道市土堂2-4-41(チェックインカウンター)
    電話:080-6590-5336
    営業時間:8:45~17:45(早朝便運航時6:45~)
    運休日:年中無休(荒天時および船のメンテナンス日を除く)
    ホームページはこちら

  • レトロな建物で出会った最先端な技術

    旅の締めくくりはお土産探しを兼ねたショッピング。元海運会社の建物をリノベーションし、2025年2月にオープンした「SiCLE(シクル)」へ。

  • ホワイトとグレーで統一された空間に、カラフルな小物たちが並びます。福岡県太宰府市でシリコーン製品を製造する会社が手がけたカフェ&ファクトリー。

  • 取扱商品は自社開発したシリコーン製品。耐熱・耐光・耐水性に優れた素材で、その可能性にデザインをプラスして日々の暮らしの彩りに添えたいと商品として開発。

  • 環境やアートな観点からもシリコーンを研究。時にはその過程を作品として展示するコーナーが登場することもあるそう。

  • シンプルでいながら高い機能性を秘めたシリコーン製の食器。

  • 会期中のPOP UPイベントで出会ったアイテムたち。(写真左から時計まわりに)タビーカップ(端材)(1,320円)、タビーマグ180ml(バリ)(各3,850円)、トレーコースター(バリ)(880円)

  • ショップインショップが併設された店内では、オーダーを受けてから豆をひいてドリップするコーヒーやスイーツなどカフェメニューが楽しめます。サイクリングの疲れを癒してくれる空間でもあります。

  • タビーカップに入ったクレームダンジュ(800円)。耐熱性に優れているので焼菓子づくりにも使えるのだそう!

  • カップ付きスイーツは、食べ終わった後にカップとフタが持ち帰れます。調理道具や小物入れとしても使える万能アイテムで、自分へのお土産にもぴったり!

  • バスクチーズケーキ(650円)はお隣の「レストラン尾道レスポワールドゥカフェ」お手製。とろける食感と濃厚な味わいです。

  • 見た目もかわいいシリコーン製のプロダクト。その使い心地のよさを体感できます。旅の思い出にひとつ、オススメです。

  • 名称: SiCLE(シクル)
    住所:尾道市西御所町14-5 1F
    電話:0848-38-2348
    営業時間:11:00~18:30
    定休日:火曜日・水曜日 ※最新情報はInstagramで要確認
    Instagramはこちら

  • 2025年10月、JR尾道駅横に「尾道駅前レンタサイクル」が移転オープン

    SiCLE(シクル)に立ち寄った後は、移転した新しい「尾道駅前レンタサイクル」へ自転車を返却。移転した場所は尾道駅のお隣!

  • 自転車レンタルのほか、観光パンフレットなども設置。手荷物の受け取りや、手荷物ロッカーも設置しているのでサイクリング旅が益々充実!レンタルする人もしない人も、すべてのサイクリング旅をサポートする拠点となります。

  • 350台の自転車がスタンバイ。そのほか、誰でも休憩できるスペースや、自分が持ってきた自転車を組み立てられるスペースもあります。
    名称:尾道駅前レンタサイクル
    住所:尾道市東御所町1-10
    電話:0848-22-3911
    営業時間:【3月~11月】8:00~19:00【12月~2月】8:00~18:00
    定休日:年中無休
    詳しくはこちら

  • しまなみ旅といえばの自転車やフェリーはもちろん、高速艇や路線バスも利用して、しまなみ・ゆめしまの島々を訪れた2日間。お店や宿のオーナーたちとの会話を楽しみながら、ここでしか体験できない海のアクティビティにも挑戦。人生観が変わってしまうような時間も過ごせた旅となりました。ぜひあなたのサイクリング旅にも今回ご紹介したルートを取り入れてみてくださいね。

    ※この記事は2025年10月時点での情報です。最新の情報は各施設にお問い合わせください。

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