しまなみ体験記
よりみちと一泊、しまなみを夫婦でめぐる旅【2日目】
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~心ほどけるあたたかなしまなみ時間~
2日目は電動アシスト付き自転車をフル活用して、伯方島から大三島までサイクリング。無理のない心地良いスピードで島内を見渡しながら走ります。今日はどんな風景を見て、どんな人に出会えるのかを楽しみに、一期一会の旅がスタートです。

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〈2日目のルート〉
HANAGURI(伯方島/今治市)🚲NICE TOUCH BURGER(大三島/今治市)🚲いまばり・いのくち海の駅(大三島/今治市)🚲Country Time(大三島/今治市)🚲道の駅 今治市多々羅しまなみ公園(大三島/今治市)🚲大三島レンタサイクル(大三島/今治市)👫大三島バスストップ(大三島/今治市)
※この記事は2025年11月時点での情報です。最新の情報は各施設にお問い合わせください。 -
朝は「HANAGURI」のコミュニティルームで旅行のプランを話し合って出発。

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大三島のNEWスポット「NICE TOUCH BURGER」へ
2025年6月にオープンしたばかりのハンバーガーショップ「NICE TOUCH BURGER」。「いつか大三島で暮らしたいな。ここでお店ができたらいいな」と店主が東京で働いている時からの夢を叶えたお店です。

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店主にとって大三島は祖父母が暮らす島。子どもの頃から夏休みになると訪れていたそうで、島の美しさも人の温かさもよく知っていたからこそ、おばあちゃんのみかん倉庫を改装してオープンしようと移住を決意。

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オープンキッチンは調理をしながらお客さんとの会話も弾む場所。カウンターで注文をしてからハンバーガーができるまで、カウンターのそばで、できあがっていく様子を見守るお客さんも多いそう。

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国産牛100%で作る粗挽きミンチのジューシーなパティを、大三島のベーカリー『まるまど』に特注して作ってもらった全粒粉のバンズでサンド。辛いものが好きな方はハラペーニョたっぷりのスパイシーバーガーをぜひ!

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ハンバーガーは全部で10種類。パティはシングルかダブルを選べます。カットが必要な場合は、オーダー時に一言伝えればOK。

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チーズバーガー(ダブル1,900円)を半分にカット。

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「ボリューム抜群で食べ応えもあって最高! 外はカリッと中はふわっとしたバンズとの相性のよさにもびっくり!」

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ポテト・ドリンクセット(+400円)。東京時代にお世話になったカフェのオーナーがプレゼントしてくれたオリジナルのお皿にも注目を~。

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Tシャツやキャップなどオリジナルグッズも販売。旅の思い出やお土産にぴったり。

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名称:NICE TOUCH BURGER
住所:愛媛県今治市上浦町井口9183-9
電話:なし
営業時間:11:00~15:00
定休日:火曜・木曜
Instagramはこちら

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今治出身の画家、MAYA MAXX氏のアートに出会う
「NICE TOUCH BURGER」からまっすぐ自転車で約5分。訪れたのは『いまばり・いのくち海の駅』。ここはボートやヨットを気軽に係留できる(原則3日前までに申請)施設で、その休憩所には今治出身の画家・MAYA MAXX氏が描いたアートがあります。

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MAYA MAXX氏が過去に子どもたちと一緒に描いたもので、今でも大切にそのアートが残されています。

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今は休憩所として利用されていますが、かつては「井ノ口港」という名称でフェリー航路があり、地元の人や観光客の往来があり、活気あふれる場所でした。

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しまなみ海道ができるまでは島外へ出るための主要な拠点でしたが、現在は『いまばり・いのくち海の駅』の休憩所になっています。イベントのチラシなどが置かれていて、観光情報の発信などを行う場所にもなっています。

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MAYA MAXX氏の作品を見るためだけにこの場所を訪れる人も多いそう。たくさんのイラストとメッセージが散りばめられていて、ひとつひとつを見ていると自然と優しい気持ちに。

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「私たちの行き先は幸福?夢?それとも希望?」これからの人生をゆっくり考えるきっかけにもなるかもしれませんね。

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名称:いまばり・いのくち海の駅
住所:愛媛県今治市上浦町井口5284-4
電話:0897-87-3000(今治市上浦支所)
※休憩所は8:00~17:00まで -
サイクリング途中で見つけた絶景スポット
サイクリング途中で見つけた景色の良い場所に寄り道。自転車を停めて、海へ伸びる堤防を散歩しました。

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目の前には大きな多々羅大橋と生口島・瀬戸田が見えます。まさにここでしか見ることのできない景色が広がります。「もし移住したら、この景色が毎日見られるんだね~。贅沢だ!」

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近くにはアウトドア好きなサイクリストにも人気の「多々羅キャンプ場」があります。

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しまなみサイクリングロードには主要スポットまでの案内・距離表示があり、ブルーラインはその推奨ルートを示しています。

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ケーキもランチも!幸福感で満たされる地元カフェ
住宅と商店、田畑が混在する上浦町井口にあるカフェ「Country Time」は、ケーキやドリンクを提供するカフェとしてオープンし、2年目からは金曜、土曜限定の週末ランチもスタートしました。

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サイクリストの強い味方「しまなみサイクルオアシス」の看板が目印です。自転車の空気入れの貸し出しもあります。ドアを開けると、温もりあるカフェ空間が広がります。

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おひとり様でも居心地よく過ごせるようにカウンター席も完備。金曜と土曜のみ月替わりランチ(11:30~なくなり次第終了)を提供。

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この日のメインはみそカツ。ほか、小鉢(豆腐とひじきの煮物・ヒスイ茄子のスダチ浸し・ジャーマンポテト)、かき玉汁、もち麦ごはんが並びます。

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ランチは毎月1~2種類(各1,600円)を用意。こちらのメインはレンコン入り鶏つくね 温玉付き。ボリューム満点のメインと、店主のお母様の菜園で採れた野菜をたっぷり使った小鉢3種と、汁物、もち麦ごはんがセット。

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素敵なご夫婦が営むアットホームな雰囲気も居心地の良さのひとつ。

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分厚いとんかつ~! 肉の大きな塊を手切りするため「ついつい厚みがでちゃってね」と店主。メニューは「家でも作れるけどなかなか作らないもの」を意識しているそうです。

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レンコンの食感がアクセントの鶏つくねはとろみのある温玉にくぐらせていただきます。

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食後のお楽しみはドリンク&ケーキセット(+850円~)。まろやかな塩味が特徴のフルール・ド・セルを使用した塩キャラメルナッツタルト。

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畑で採れた自家製ブルーベリーのクランブルチーズケーキ。シルバーのフォークとスプーンをあしらったデザートトレイは店主の手作り。

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名称:Country Time(カントリータイム)
住所:愛媛県今治市上浦町井口5483-2
電話:0897-72-8800
営業時間:10:00~17:00(ランチは金・土のみ11:30~)
定休日:火曜日・木曜日・日曜日
Instagramはこちら

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ゴールはサイクリストの聖地「道の駅 多々羅しまなみ公園」
グルメも島サイクリングも思いっきり楽しんだら「道の駅 多々羅しまなみ公園」へ。大きな生簀があるレストランや特産品のショップ、産直市場などがある充実した道の駅です。

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自転車を返却する「大三島レンタサイクル」も併設。

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多々羅大橋とフランスのノルマンディー橋の姉妹橋提携を記念して、フランスからやってきた「しあわせの鐘」。ふたりでもひとりでも「幸せが続きますように…」と祈って。

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しまなみ海道「サイクリストの聖地」を記念した石のモニュメントで記念撮影。背景には多々羅大橋が入るベストフォトスポットです。

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今治をはじめとした瀬戸内の特産品を販売する売店。約1600点を超える商品が揃います。

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日本最大のタオル産地である今治市。その柔らかさと抜群の吸水性で世界中にファンを持つジャパンクオリティの代表格「今治タオル」。しまなみのレモンをデザインした二つ折りタイプのタオルハンカチ(各830円)。

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しまなみをイメージしたしまなみブルーフェイスタオル(1,980円)。

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おつまみとして炙ってもよし、食べやすい大きさにカットすればたこ飯も作れる干しダコはインパクト大!お土産に喜ばれそう。三連だこ(1,620円)

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海の幸を使ったかまぼこ類に注目。イカのフォルムがカワイイ♡イカ天(440円)。タコ、ごぼう、こんにゃく入りでピリ辛の水軍ちぎり(440円)。

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地元の農家さんが直接商品を届けるふれあい屋台市ではみかんを購入。時期によって異なる種類の柑橘に出会えます。ホームページで旬の柑橘を調べておくのも楽しいですね。

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名称: 道の駅 多々羅しまなみ公園
住所:愛媛県今治市上浦町井口9180-2
電話:0897-87-3866
営業時間:変則的なためHPにて要確認
定休日:2026年1/5(月)臨時休業、1/13(火)~3/15(日)木曜日定休
ホームページはこちら

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併設するレンタサイクルの拠点で自転車返却
2日間一緒に過ごした自転車とお別れです。電動アシスト付き自転車を含むほとんどの自転車(タンデム自転車を除く)は全拠点で返却可能なので、今治駅前で借りた自転車も大三島で返却することができます。

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名称: 大三島レンタサイクル(道の駅「多々羅しまなみ公園」)
住所:愛媛県今治市上浦町井口9180-2
電話:0897-87-3855
営業時間:9:00~17:00
定休日:なし
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帰りは高速バスで大三島から尾道駅へ
「道の駅 多々羅しまなみ公園」から歩いてすぐの場所にあるバスターミナル「大三島バスストップ」へ移動します。ここは大三島インターチェンジの近くにある高速バスのバス停です。

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行き先は愛媛県の今治方面と広島県の福山方面の2ルート。福山方面に乗れば因島で尾道駅行きに乗り換えることができます。

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今回のテーマは「暮らすようにめぐる旅」。島で出会った移住者のエピソードに心を動かされ、都市部では見ることのできない絶景を見て、島を巡った2日間。この旅は、明日からの暮らしにちょっとした変化をもたらすきっかけになるかもしれません。
※この記事は2025年11月時点での情報です。最新の情報は各施設にお問い合わせください。
