初めての方へ

サイクリングの魅力とは

サイクリングでは車でのドライブやバイクと違い、エンジンの力を借りず、自分の力だけで、自分のペースで、のんびりと走れるところが魅力です。

自分の止まりたいと思ったところで気軽に止まれる、ふらりと写真を撮る、なんてのもとてもいいものです。また、目的地に到達したときの何とも言えない達成感。これもぜひ、味わってみてくださいね。

旅行中にいい汗かいて、ダイエットにもなりますよ!すれ違いの時はぜひ「こんにちは~」とか、上り坂で追い越す時はぜひ「がんばって~」なんて声をかけてあげてくださいね。

サイクリングの魅力

しまなみ海道の魅力

全長約70kmの、米国トップニュース番組、CNNにも世界7大サイクリングスポットとして紹介された、自称日本一のサイクリングロード。魅力は、まず橋と島。橋の数は7本あり、どれも形・色・大きさ・構造が異なり、見ていて楽しいです。そして、景色・海・風・空気などなど、どれも季節ごとに異なるシーンを見せてくれます。

また、民宿やガソリンスタンドなど約140ケ所ほどの「サイクルオアシス」と呼ばれる休憩所があり、休憩はもちろん、給水やトイレとして利用できるのです。また、ほとんどの観光スポットには、自転車専用スタンドが設置されています。

しまなみ海道の魅力

モデルコース

初心者なら、1時間に10キロ程度、半日で30キロ、1日50キロ程度がいいと思います。
70キロあるしまなみ走破なら10時間以上はかかるでしょう。
朝8時までには出発してください。
ある程度乗れる人なら、6~8時間での走破が可能でしょう。

とはいえ、写真や景色優先だったり、グループの人数が多い場合など、いろいろなケースがあると思います。また途中までサイクリング、帰りは自転車を載せて、バスや船で戻ってくる、なんてことも可能です。

モデルコース
服装
初心者コースなら、普段着でOK。もう少し走る人は、汗を吸わないポリエステルなど化繊のものが最適です。夏場は強い日差しから身を守るためにもあえて長袖のドライメッシュシャツがいいかも。ようはスポーティカジュアル!
ジーンズ素材も伸びがないので初心者コース以外は避けたいところ。
男性陣はハーフパンツ、カーゴパンツなどがオススメ。女性もスカートやロングパンツは避け、レギンスなどと合わせるのがいいかも。
自転車のペダリングには支障のない程度のパンツも重要です。裾の広がったパンツだと、ペダルや自転車への巻き込みが気になってしまいます。
サンダルは絶対やめてください、事故の元です。靴はスニーカーくらいが◎、靴紐は余った部分を靴の中にしまってしまおう。
服装

その他携行品

自転車によっては、カゴがありません。
背負えるものがオススメです。メッセンジャー、バックパックなど。

荷物は極力少なくしましょう。
飲み物、タオル、これは必須。
雨が降るかも、という日は、カッパなども用意しておきましょう。傘をさしての自転車はご法度です。
夏はかなりの日差しです。日焼け止めは必須。サングラスなどもあるといいです。

その他携行品
コインロッカー・シャワー情報
コインロッカー情報
地域 場所 利用可能時間
広島県 尾道 JR尾道駅 終日
尾道港 7:00~19:00
因島 土生港 6:30~19:30
生口島 瀬戸田港 6:20~21:05
愛媛県 大三島
重点「道の駅」多々羅しまなみ公園 終日
伯方島 重点「道の駅」伯方S・Cパーク 終日
大島 重点「道の駅」よしうみいきいき館 終日
今治 サンライズ糸山 7:00~20:00
JR今治駅 終日
シャワー
地域 場所 料金 利用可能時間
広島県 尾道 Onomichi U2 北隣 100円/5分 7:00~21:30
愛媛県 今治 JR今治駅 500円/1回 [3月~11月]8:00~20:00
[12月~2月]8:00~18:00
サンライズ糸山 500円/1回 8:00~20:00
走行する際のルールと標準的な乗り方
  • 自転車は、車道を通行すべきもので、原付(原動機付自転車。スクーターのことですね)と同じく、車道の左端を走るのが正しいのです。
  • 横並びで走ってはいけません。縦一列で走るようにしましょう。
  • 先頭の人は一番体力を消耗します。時々交代しましょう。
  • 集団が5人以上になる時は、2つに分かれるようにしてください。
  • スマホしながら、傘さし、夜の無灯火運転など罰金対象です。
サイクリングあるある
  1. 行きは向かい風、帰りは楽かな、と思うと帰りもなぜか、向かい風
  2. 上り坂、自分の足も電動だったら、と一瞬思う午後の登り坂
  3. 似たような写真をたくさん撮っていて、目的地になかなかつかない
  4. 知らないサイクリスト、話かけてみると案外共通点が多い
  5. 「がんばれ!」「お疲れさま!」ここでは自然に声が出る
  6. 高齢の方が子どもたちが、さわやかに自分を抜いていく
  7. 話が盛り上がり、一緒に伴走。別れ際に初めて自己紹介
  8. 昼食の席で、パンクの際に、信号待ちで、出会いは結構あちこちにある
  9. 普段全く使っていないであろう場所が心地よい筋肉痛になる
  10. きついけどゆっくりと、先を見据えて坂を登っていく、なんだか人生のよう

さて、みなさんは、このあるあるのうちいくつ当てはまるでしょうか?
サイクリング後にチェックしてみてくださいね。

初めてのサイクリングは、体力的にキツさを感じたり、分からないことで不安になったりするかもしれませんが、 サイクリングでしか味わえない醍醐味や達成感をしっかりと満喫していただければと思います。 気をつけて、行ってらっしゃい!!